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虹の先へ
十器十色
谷口嘉(ガラス)× 有森翼(料理)
ガラス作家・谷口嘉さんから届いた、形、大きさ、深さの異なる10種類の器。
クリアガラスの繊細な揺らぎ、品のよい金縁、やり過ぎないデザイン…。
お料理がみずみずしく映える谷口さんのガラス器は、日常使いする人も多いようです。
今回のウェブ企画では、日常を解放して非日常へ。レストランシェフによる鮮やかな料理とのコラボレーションをご紹介します。
料理をつくってくださったのは、東京・京橋にある「アーティゾン美術館ミュージアムカフェ」の有森翼シェフです。
まるで絵画を描くようにカラフルな食材を用いた、虹色+白グレー黒の10色のお料理。ミュージアムカフェのシェフならではのご提案です。
透明なガラス器が取り込む光りの中で、十器十色のパワーや美しさが大胆に繊細に華やぎます。
*当企画はウェブサイト上におけるものであり、ミュージアムカフェにて十器十色の提供はありません。


赤Red “トマト冷製パスタ”



オレンジOrange “オレンジサラダ”




黄Yellow “とうもろこしのケークサレ”




緑Green “燻製鴨肉の江戸菜巻き”




水Light blue “小玉葱のピクルス”



青Blue “ブルーマロウのソルベ”


紫Purple “紫キャベツのシュークルート”



白White “リオレとブランマンジェ”



グレーGray “牡蠣の白ワイン蒸し”



黒Black “イカ墨リゾット”
「ガラスの10種類の器に、どのような色を組み合わせると、どのように見えるか。ガラスの特性を表現する料理をご提案できればと思い、考案させていただきました」 と有森翼シェフ。
プロフィール
有森 翼
1990年、岡山生まれ。
フレンチ、ニューノルディックを修業。
2019年、アーティゾン美術館ミュージアムカフェのオープン時よりシェフを務める。
食べ歩きと図書館巡りが好きで、特にヨーロッパ各国では異なる文化や雰囲気を体験し、そこからのインスピレーションがミュージアムカフェの料理に反映されています。
アーティゾン美術館ミュージアムカフェ
美術館エントランスから続くミュージアムカフェは、高さ8メートルの高透過大型ガラスの吹抜けによる開放的な空間です。カテゴリーを超えて創作される料理やスイーツ。視覚表現に富んでいて、素材や味の創意に満ちた取り合わせ、美しい盛り付けなど、随所に有森シェフのセンスが光ります。
モーニング・カフェタイムは、ガレットやオープンサンドイッチ、リゾットなどの軽食やドリンク、ランチタイムには3種のコースが用意されています。
アーティゾン美術館1階 ミュージアムカフェ
https://www.artizon.museum/user-guide/museum-cafe
〒104-0031 東京都中央区京橋1-7-2
*美術館休館日定休(営業日・営業時間などはアーティゾン美術館のサイトをご確認ください)
https://www.artizon.museum