粒子と市松 蓋物

ガラスの曲面と金の市松模様が一体となって輝く、とても華やかな蓋物です。ぱっと見ると市松模様ですが、よく見ると透明な部分にも粒子が施されていて圧巻です。この粒子は一つ一つ描くのではなく、ガラスに焼き付けた金箔(金澄(きんずみ))から粒が残るように削り出したもの。粒子と市松という模様の繊細で途方もない作業に驚きますが、由良さんはふだんから科学者や数学者の随筆や探検家の探検記などを好んで読むそうで、素材と向き合いながら、大きな世界に挑むように物作りをされています。

｢焼き付けた金澄の表面を同じように削り出しても、金が二重になっているところ、焼き付きの違い、微かなヒビなどの違いで表情が変わってくるのが面白い所です。均一に小さな粒を削り出し、埋め尽くさないと見えて来なかったガラスと金の表情があります」。

蓋物の用途は自由で「香合をはじめ、いつ見ても心引かれるもの、自分で発見した美しいと思ったもの、新しく出会ったものなどを入れていただけたら嬉しいです」。ガラスとガラスを擦り合わせ、ピッタリと合わさるように作っています。アクセサリーや揮発性のもの、薬品などもある程度の期間であれば状態を保ちやすいのもガラスの器の良いところだそうです。

about International Shopping If you wish to have the goods shipped overseas, do not use the shopping cart system.
Please apply from the following link : international shopping order form As soon as we confirm your order we will e-mail you acknowledging the details of your order.
The cost of delivery, packing fee, handling charge and payment method will also be displayed.

※サイズ、重さはおおよその値です。
※価格はすべて税込です。
※実際の商品の色や質感はご利用のモニター、またはOSやブラウザによって微妙に異なって見えることがございます。ご了承ください。